おまんずし
婚礼や祭りなど祝い事の時に作られたおまんずしは、魚の漬け汁とおからがほどよくなじむことによって、最大限のうま味が引き出せる料理です。
この味わい深さ、無駄のなさは古くから受け継がれてきた古人の知恵といえるでしょう。
おまんずしにはいろいろな魚が使われますが、最もよく食べられるのがアジのおまんずしです。
参考文献:三隅の食文化「味覚で知る郷土の四季」
さばの頭をとり、背割りし、中骨と内臓をとります。
ちょっとからめの塩水で洗い、半日、水気を切ります。
もう一度塩水で洗うと脂がとれます。水切りを一時間行ない、身をくずさないように手と手の間にはさんで押さえ、水気をしぼります。
おからをなべに入れ、砂糖、塩、酢で甘いくらいの味付けにして煎り、麻の実、しょうがのみじん切りを入れて混ぜます。
まないたにさばの身を上にして置き、煎って熱いままのおからを押さえつけるようにしながらのせ、その上にまたさばを皮を上にしてのせて、おからをはさみます。これでできあがりで、重石はかけないで、切り分けて食べます。
おからの熱いものを入れるので、温かいおまんずしが食べられるといって喜ばれています。さばは酢に何回も漬けているので生臭みはなく、だれにでも向いています。
秋祭りのご馳走の一つです。
いわしがとれる時期には、大きめのいわしを使って同様にして作り、行事食にします。
参考文献:浜田市誌
レシピ
参考文献:「みすみの彩り」三隅の食文化「味覚で知る郷土の四季」
| 【材 料】 |
(4人分) |
アジ中
塩
おから
おの実
<あわせ酢>
酢
砂糖
塩 |
4尾
適量
200g
大さじ1
大さじ4
80g
小さじ1と1/2 |
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| 【作り方】 |
①
②
③ |
味は背開きにしてからうす塩でしめる。30分後に酢洗いし、身が白く変わるまであわせ酢に漬ける。
アジの漬け汁でおからをいため、おの実を混ぜる。
おからが冷めてから、アジに詰めて軽く重しをする。 |
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