島根県浜田市ツーリズム協議会は、浜田市・金城町・旭町・弥栄町、そして三隅町で活動しています。
五地想(ごちそう)ものがたり食への想い
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浜田市ツーリズム協議会会長
島根県西部の中央に位置する浜田市は、北は日本海という天然の良港に面し、南は中国山地の美しい丘陵や山並みが広がっています。
そのため、四季折々の水産物と農林産物の宝庫となっています。
このデータ集は、平成17年に合併した5つの市町村(浜田・金城・旭・弥栄・三隅)の食への想いを「五地(ごち)想(そう)」と位置づけ、旬の食材、郷土料理、食の歴史・文化などの貴重な地域資源を食の歳時記としてまとめたものです。
この歳時記には、浜田ならではの食材と生産者のこだわり、食を通して受け継がれてきた独自の郷土料理や行事食など、数多くの五地想ものがたりを収録しています。
歴史を振り返ると、米に代わる麦飯やサツマイモをふかしたものを主食としていた時代、この地域には「てんこもり(※)」や「おさえ飯(※)」など、客人へのおもてなしの心を映し出す風習がありました。
一つ一つを丹念に掘り起こしていけば、昔、決して豊かとは言えなかった田舎の暮らしの中に、現在で言う「食育」の精神が受け継がれてきたことが垣間見えます。
この歳時記を、食に関わる人やツーリズムを志す人、食育に携わる人にとってのバイブルとして活用していただき、これを機に多くの人に、地域の食材、食文化への関心を深めていただければ幸いです。
「てんこもり」とは、「おさえ飯」とは
てんこもりとは、食事に窮した時代のため麦飯のような粗食ではあったが、客人が遠慮するからと大きな茶碗にご飯を押さえつけて山盛りにして出した風習で、おさえ飯とは、客人が食べ終わると「それでは足りないでしょう」といって勧めたお代わりの一膳のこと。
この風習は食物が豊かになった昭和30年代頃まで続いた。








